自民党の高市早苗総裁は17日、国会内で日本維新の会・藤田文武共同代表と連立入りを視野に入れた継続協議を行った。
維新側は16日に行った最初の協議で、高市氏に12項目の政策の1つとして「議員定数削減」を訴えていた。これは国会議員の1割を削減目標として、来週21日に始まる臨時国会で法案を成立させると記した。
この日、維新の吉村洋文代表はフジテレビ情報番組に出演した際、自民党との連立合意をめぐる条件として「議員定数削減だと思っている。議員定数の削減を臨時国会、つまり来月にやる、(自民党が)12月中にやると決断できないなら、ほかの改革もできない」と強く主張した。
自民党内では維新との1回目の政策協議が行われたあと「定数削減なんて簡単にできませんよ」と反発の声が出ていた。
ところが、高市氏は維新側の主張を受け入れる方向で最終調整に入ったといわれる。
「まず『高市さん本当かよ』と驚いた。高市さんは維新との協議(17日)の前に党幹部たちと会談し議員定数削減を容認する方針を確認していたようだ。しかし、現行法で定数削減すれば地方議員の定数が間違いなく少なくなる…。現状、維新と連立を組むことが濃厚だが、衆議院は選挙区調整が非常に難しくなるし高市さんへの反発がより強くなる」と自民党中堅議員は首をかしげた。
永田町関係者などによると衆議院、参議院、比例代表、選挙区などの削減対象の人数に関しては今後も高市執行部と維新側で引き続き協議していく見通しだという。
「藤田氏は高市氏との協議が終わったあとの会見で、首相指名選挙をめぐる立憲、国民民主との首相候補1本化に関する協議は難しいとして離脱を表明した。これで自民党との距離感がより近くなった。自民党が議員定数削減を譲歩したことで週明け自民、維新による協議で連立合意の可能性が高くなって〝高市早苗総理〟誕生の流れです」と永田町関係者は指摘した。












