日本ボディビル・フィットネス連盟主催「第71回日本男子ボディビル選手権大会」が12日に東京・江戸川区総合文化センターで開催され、扇谷開登(28)が初のミスター日本に輝いた。
前回王者の〝ジュラシック木澤〟こと木澤大祐が不在の大会は、予選では5人が同点で並ぶなどの波乱が巻き起こった。決勝のファーストコール(優勝が予想される選手がステージの前方に呼ばれること)で扇谷と刈川啓志郎が一騎打ちになると、会場内からは大きな歓声が上がった。フリーポーズでも自慢の筋肉量でアピールを重ねた扇谷が最後は優勝をつかんだ。
バックステージで扇谷は「びっくり」と望外の栄光に驚いていた。規格外のバルクを誇る扇谷はこの1年、ポージングに注力してきた。「身体はもうつくってきたので、去年は出し切れなかった自分の強み(=筋肉量)を最大限アピールできるようなプレイアクション、ポーズの入り方、雰囲気を全部出そうという気持ちで(競技に)入りました」と昨年4位の悔しさをバネに、今年の大会に臨んでいたことを明かした。
刈川との一騎打ちには「よっしゃきたぞ」と気合が入ったと語る。しかしまだ優勝への自信は無かったようで「ファーストコールは2人だったけどラストコールで5~6人呼ばれた。僕が全然ぶち抜けているつもりではなかった」と振り返った。
11月27日にサウジアラビアで開幕する世界選手権への出場については「あんまり考えてないです。周りの人の意見とか自分の体調、仕事と相談しながらですね。世界で戦える身体だとはみじんも思ってないので、ちょっとまた考えます。今日はとりあえず自分を褒めたいですね」と笑顔で答えた。










