経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が9日、MBSラジオ「上泉雄一のええなぁ」に生出演。自民党と公明党がいまだ連立合意に至っていないことについて言及した。

 高市早苗氏が自民党の新総裁になったが、同氏のこれまでの保守的な言動から公明党は警戒感を隠さない。

 そこで公明党の斉藤鉄夫代表は、高市氏に①政治とカネの問題②靖国参拝を含む歴史認識③過度な外国人排斥について懸念を示した。

 一方で、同党は党勢が衰えているという現実もあるという。須田氏は「常勝関西と言われた関西で、先の参院選挙で4つの議席を全て持っていかれ、公明党は相当な危機感がある。『黙って高市さんについていく』と党内からも批判が出てくるでしょう。言うべきは言い、譲歩を引き出すというのが重要だったのでは」と解説した。

 すでに高市氏は靖国参拝を見送る方針を示唆しているが、萩生田光一氏を幹事長代行に据えるなど政治とカネの問題は依然残ったままだ。

「(高市氏の主張としては)萩生田さんは司法の判断がすでに出ているし、選挙の洗礼も通っている。なので問題は再発防止策の『政治資金規正法』の部分なんです」と説明した。

 そして「公明党も野党に転落するというのは大きなリスクを背負うことになる。閣僚ポストを持っているということは公明党にとって大きなメリット。それを放り投げて野党になるかどうか。そのバランスだと思う」と指摘していた。