GLEAT9日の後楽園大会で〝バカサバイバー〟こと青木真也(42)がT―Hawk(35)と白熱の攻防を繰り広げた。

 昨年7月以来、久々の参戦となった青木は序盤からやる気十分。開始早々組み合うとバックに回り、ハーフネルソンからの押さえ込みを狙うなど勝利を狙った。だが、中盤コーナーに乗せられてから強烈なチョップを受けて場外に転落を余儀なくされる。ここから流れは一気にT―Hawkへ傾き、場外で何発も鋭いチョップを受けて会場に破裂音が響いた。

 青木もエルボーを返すが劣勢は覆らない。そうこうしている内にチョップを受け続けた青木の胸元は真っ赤に染まり、ダメージのあまりリングで倒れ込み大の字となった。だが、これを見たT―Hawkが観客に向けて咆哮した瞬間だ。一瞬、背中を見せた敵の隙を逃さずフルネルソンで捕まえた青木は、そのままエイオキクラッチで押さえ込んで逆転の3カウントを奪った。

 コメントスペースで青木は「勝っただけ。でも、最高に楽しかったです。T―Hawkがどう感じたかは分からないけど2人にしか作れない世界を作れたと思います」と声をしゃがれさせる。だが、肝心の今後の参戦の手応えを問われると「分からない。どうですかね…。ロジャーに聞いてくれ」と意味不明なことを口走るのだった。

 一方のT―Hawkは「あんまり口に出したり表情に出したり文章を残したりすると、ちょっと安くなるから遠回しに伝えるかもしれないけど、尊敬してるんだよ。でもリングに上がる限りは、商売敵だ!」と話していた。