バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(ペルージャ)が〝武者修行〟に込める思いを明かした。
イタリア1部の名門・ペルージャは昨季のSVリーグ覇者・サントリーとパートナーシップを締結した縁で、国際親善試合(東京・有明アリーナ)が実現した。最終日となった8日の一戦は、3―0でペルージャが快勝。試合後の石川は「僕自身は出番は少なかったけど、しっかりとプレーできたかなと思う。今日はメンバーがガラッと変わったけど、出たメンバーがしっかりプレーできていた。この後の開幕戦に向けていい準備ができつつある」と振り返った。
中大1年時の留学がきっかけでイタリアに飛び込んだ石川。世界最高峰の舞台で己を磨き続け、昨季からはバレーボール界の銀河系軍団でプレーしている。今回の歴史的一戦を通じ「僕は日本(のクラブチーム)でプレーしたことがないので、比較することはできないし、海外でプレーすることの良さや難しさとか、それぞれあると思うけど、やっぱり海外の選手が来ると、大きかったりとか迫力だったりは今回の試合で感じられたんじゃないかな」と神妙に語った。
昨季から始まったSVリーグは「世界最高峰」を目指して試行錯誤中。サントリーの高橋藍は国内で「世界一」を見据えて鍛錬を重ねている。石川は「海外でやることが全てではない」と前置きしながらも「海外でやることの良さは間違いなくある。その良さを知るきっかけになればよかったなと思う。行くのは自分自身の判断になるけど、選択肢が増えるきっかけになればいいなと頭の片隅に思いながら僕は海外に行っている」と熱弁した。
その石川は間近に控えるイタリア1部リーグの開幕に向けて「まずはリーグの優勝を一つ目標に戦っていきたい。開幕戦からいいスタートダッシュが切れるような準備を残りの期間でしたい」と力強く宣言。日本をけん引するリーダーは、強い覚悟で世界の猛者たちと対峙していた。












