西武・渡部聖弥外野手(23)がプロ1年目が凝縮された〝タスクノート〟を相棒にさらなる飛躍を目指している。

 昨秋のドラフト2位で入団した渡部聖はルーキーイヤーとなった今季、109試合に出場して打率2割5分9厘(425打数110安打)、12本塁打、43打点の成績を残した。チームは今季もBクラスに沈んだが、1年目から見せた活躍は好材料だ。

 シーズン終了前、渡部聖は「夏場はきつかったですけど、来シーズンもこれでいく、これで戦っていくというものをつかんで終わりたいです」と語っていたが、8月ごろからは頭で記憶するだけでなく、ノートにも記すようになっていた。書き出していたのは打撃や守備、走塁に関する課題はもちろん、迷いや葛藤、結果や収穫など多岐にわたった。

 渡部聖は「こういう意識でやったら、こういう部分が改善できたということはノートに書くようにしています。それまでも反省はしていたんですけど、ノートに書くことによって頭に残るようになった」と効果を打ち明ける。さらに、今後に向けた財産にするつもりで「そういう癖をつけておいた方がいいなと思って。2年後、3年後に読み返した時に足の部分でこういう課題が出て、こういうことをやっていたなということを振り返ったりできると思う。これからも続けていこうと思う」とも話した。

「来シーズン戦っていく上で絶対に同じ課題が出てくる。インコースに詰まってしまう、外の変化球を振ってしまうとかというのは、今後も野球をしている限りは逃れられない課題」

 10日からは秋季練習が始まる。洗い出された課題と収穫と向き合いながらレベルアップを図る。