セ4位の広島は18日の阪神戦(マツダ)で1―6と大敗。相手先発の村上を攻略できず打線が6回までに1点しか奪えなかった。試合後の新井貴浩監督(48)も虎の右腕に脱帽するしかなく「いい投手だし、ここというところで間違わない」。
これで今季の対阪神戦は6勝18敗。残り10試合で3位・巨人に6ゲーム差と2年連続のBクラスに沈む可能性が高まる中で「懺悔(ざんげ)の弁」もチーム内からチラホラ出始めている。「もっと練習しておいたほうが、よかったのでは」という声だ。
指揮官就任3年目の今季は春季キャンプから徹底した打撃強化のキャンプを行い、チーム打率も17日現在でリーグ1位の2割4分8厘と一定の成果を数字で示している。ところが同日現在で打点396、総得点421は、いずれもリーグ4位と打線として「機能した」とまでは言い難い。
投手陣もしかりだ。昨年9月に先発、救援ともに大崩れするまで8月は防御率2点台。今年はこの「燃料切れ」が、さらに速かった。先発陣は5月までの春先に防御率2点台も、6月から3点台。持ち直すことなく、8月以降は月間防御率が4点台にまで下落した。
今季は7月が4勝16敗3分け。月間5勝20敗で首位からBクラスにまで大転落した昨年9月よりも、早い段階でペナント争いから脱落した。チーム内から嘆き節が響き渡るのも無理はない。
確かに今季の赤ヘルはキャンプから開幕当初まで野手陣を中心に連日強化メニューが組まれ、打撃練習の時間も多く費やされていた。しかし今年も6月以降の夏場は記録的な酷暑が続いたことで、本拠地マツダスタジアムでは〝早出〟こそ続けられたものの、チーム全体のメニューや練習量は軒並み「抑え気味」で試合に臨むスタイルにシフトチェンジ――。2年連続で結果は伴わずじまいとなってしまった。
勝敗的に昨季よりも、今年は負け越しの数が増える可能性が高い。投手も野手も何をどれだけ鍛えるべきか。新井鯉にはもう一度、このテーマを再考する必要性が生じている。












