陸上の世界選手権初日(13日、東京・国立競技場)、男子100メートルで日本勢は本来の力を発揮することができなかった。

 2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(東レ)は序盤の失速が響き、10秒37の7組7着で予選落ち。大観衆の雰囲気は「本当に歩いて中に入った瞬間から鳥肌が立った」というが、本来の走りとは程遠かった。「本当にもったいないことをした。中盤の動きが長くなって後半に失速した」と悔しさをにじませた。

 日本選手権覇者で、8月に8年ぶりの9秒台をマークした桐生祥秀(日本生命)は10秒28の3組5着で予選落ち。「自分のふがいなさが出た。予選でつまずいてしまった」と悔しさをにじませつつも「まだリレーもあるのでしっかり準備したい」と気持ちを切り替えた。

サニブラウンは予選落ちに顔を押さえた
サニブラウンは予選落ちに顔を押さえた

 初出場の守祐陽(大東大)も10秒37で1組7着に終わった。「大きな声援をもらったが力に変えることができなかった。これから競技人生があるので今後につなげていきたい」と振り返った。

 同種目の男子日本勢は無念の全滅。ファンからは「スター揃いなだけに残念」「100メートル全滅か~残念」「日本勢全滅してて泣いた」「準決まではいけると思ってたんだが…」と悲しみの声が広がっている。