陸上の世界選手権(13日開幕、東京)に出場する女子マラソンの小林香菜(大塚製薬)は、初の大舞台を今後の飛躍につなげる構えだ。
早大のマラソンサークル出身の24歳は、1月の大阪国際女子マラソンで2024年パリ五輪6位入賞の鈴木優花(第一生命グループ)に競り勝ち、日本勢トップの2位に入ったことで世界への切符を引き寄せた。12日のオンライン会見では「楽しみはあまり持てない。ちょっと怖いというか、どちらかというと早く終わってほしい(笑い)。たくさんの人が支えてくれたことをプレッシャーに思うが、走るしかないと気持ちを落ち着かせている」と緊張感を口にした。
大会2日目の14日に行われる女子マラソンは午前7時半にスタート。暑熱対策の観点から当初より30分早い開始時間となったが「そこまで動揺していない。涼しくなった方がありがたい」と冷静に語った上で「暑さが厳しいと思うけど、サバイバルレースの中で戦える状態だと思う。練習の成果を出し切って笑顔でゴールしたい。具体的な目標は挙げられないが、世界選手権を通して次につながるレースをしたい」と展望を語った。
今大会のコースは早大時代に私生活やランニングなどで何度も通った場所もあるという。「懐かしくもなるし、まさかジャパンのユニホームを着れて走れるとは思っていなかった」。実業団で大きく飛躍したランナーは、思い出の地を全力で駆け抜ける。












