格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)でK―1スーパーバンタム級王者の金子晃大(28)が池田幸司(28)にリベンジを果たし、王座防衛に成功した。

 金子は5月に池田と対戦し、接戦の末に判定0―2で敗北し連勝が12でストップ。今回はベルトをかけてダイレクトリマッチに臨んだ。試合は前回同様、ともに積極的に攻撃を繰り出す打ち合いとなる。だが1ラウンド(R)には池田にややペースを譲り、左のパンチで右眉尻から出血させられた。

 だが2Rには打ち合いから左のパンチを顔面にヒットさせて最初のダウンを奪うことに成功。さらにラッシュで再度ダウンを奪った。その流れのまま3Rも有利に試合を運んだ金子は、判定3―0で勝利だ。

王座を防衛した金子晃大(中)
王座を防衛した金子晃大(中)

 マイクを持つと、周囲やファンへの感謝を述べてから「リングに上がるのは結局一人なので…。それで勝つことで、どんどんごう慢になっていて、でも、前回の敗戦がそれじゃあダメだと気付かせてくれました。しっかり対策されているのを打ち破るのは僕自身に勝つためで、周りの方々の思いを背負えてこそチャンピオンなんだなって思いました。僕のために応援してくれて、一緒に戦ってくれた方々のおかげで勝てました」と話して拍手を浴びる。

 さらに「前回の敗戦がなかったら今回のタイトルマッチは負けていたと思います。今日ピンチの時にみんなの心の声が聞こえて…。みんなのおかげで取れたベルトなので、大事にしていきたいと思っています」と力を込めた。