自民党の下村博文元文科相は5日に自身のX(旧ツイッター)を更新。来週8日に実施の是非が決まる臨時総裁選について投稿した。

 派閥裏金事件をめぐり、下村氏は2004年4月から自民党の党員資格停止1年の処分を受けていたが今年4月に処分期間が満了。昨年10月の衆院選では無所属で立候補したが、7月30日に自民党が次期衆院選の公認候補予定者となる東京11区の支部長に選任した。

 7月の参院選では東京選挙区から出馬して初当選した金メダリストで、2015~20年には初代スポーツ庁長官(民間登用)を務めた鈴木大地参院銀の決起集会にも駆けつけていた。

 下村氏も所属する自民党東京都連はこの日、都内で緊急会議を開き、総裁選の前倒しを要求することを全会一致で決めた。

「今年6月の都議選で過去最低の21議席にとどまる惨敗を喫しました。参院選東京選挙区では鈴木氏が初当選したものの現職が落選。総裁選前倒しは当然です」(都連所属の国会議員)

 下村氏はXで「総裁選挙の実施がほぼ確実な情勢になってきました」と指摘した上で「保守政党という自民党の本来の姿に取り戻せるのは、高市早苗さんしかいません」とつづった。

 同時に「自民党総裁選 高市早苗さんに期待」というタイトルのついた動画も添付し、「今の自民党、一体、国民の皆さんにどんなことをする、日本の将来に何を期待できるのか答えられていない。改めて総裁選挙を行うことによって、前倒しをすることによって、自民党に対する国民の皆様の理解が深まっていく」と主張した上で高市氏へ期待を寄せた。

「それを自民党の保守という視点から高市早苗さんには頑張ってもらいたいと思います。自民党が本来の保守改革政党にならなかったら、国民の皆さんの期待が自民党に戻ってこない、そういう危機感を持って、私は活動していきたいと思っています」と語った。