トランプ派議員として知られる共和党のナンシー・メイス下院議員(サウスカロライナ州)がXに「アンドルー王子を訴追する議論をすべき」と投稿した。英紙ミラーが先日、報じた。
性的虐待罪などで起訴され公判前の2019年に自殺した実業家ジェフリー・エプスタイン元被告の〝エプスタイン文書〟のすべてを公開するか否か問題は、かつて交流があったトランプ大統領にとって悩みの種だ。
米下院委員会は2日、エプスタイン文書を公開したと発表したが、すでに公開された文書や裁判資料が多分に含まれており、民主党議員らは機密扱いされていない全記録の公開を求めている。
そんな中、3日に非公開で行われた監督委員会のブリーフィングにメイス氏が出席した。そこで10人以上の被害女性が証言し、米議会に対し、エプスタイン氏の人脈や有力者ネットワークを明らかにし得る未公開記録の公開を求めた。
被害女性の証言を耳にした後、メイス氏はXにこう書き込んだ。
「今こそ、米国領内でのいかなる潜在的犯罪についてもアンドルー王子を訴追する議論を始めるべき時だと思う。(機密文書を公開した後に進むべき)正しい次の一歩だ。次は捕食者を訴追することに焦点を当てよう。被害者、生存者、そしてこの国全体が癒やされるように」
メイス氏はまた、証言の影響が大きすぎて公聴会に居続けられなかったと説明した。
「すでに報じられている通り、私はエプスタイン被害者による監督委員会ブリーフィングを途中で退出した。彼女たちの話を聞くのがとてもつらかった。完全なパニック発作に襲われた。汗、過呼吸、震え……呼吸ができなかった」
さらに「誰も私たちのために戦ってはくれないからこそ、すべての被害者が自分のために必死に闘っている。その痛みを強く感じる。すべての生存者に神のご加護を」と続けた。
今回のメイス氏の発言は、長年にわたり性的虐待疑惑を否定してきたものの、エプスタイン事件にいまだ絡め取られているアンドルー王子に圧力を加えることになる。












