7月24日に死去した世界的人気プロレスラーでWWE殿堂者のハルク・ホーガンさん(享年71)の息子が、父親のスキャンダルに関する未公開ドキュメンタリーの公開差し止めを求め、フロリダ州連邦裁判所に提訴した。

 米ニュースサイト「TMZスポーツ」によると、ホーガンさんの長男で遺産管理人のニック氏は、人気ラジオパーソナリティーのババ・ザ・ラブ・スポンジが9月下旬に「ビデオ・キル・ザ・ラジオスター:ハルク・ホーガン・セックステープ・スキャンダルの知られざる真実」を公開すると発表したことを受け、同ドキュメンタリーが父親の著作権と商標権を侵害していると主張。公開差し止めとその他の未特定損害賠償を求め、2日に訴訟を起こした。

ニック氏(左)と父ハルク・ホーガン(ロイター)
ニック氏(左)と父ハルク・ホーガン(ロイター)

 ババは、ホーガンさんと自身の元妻ヘザーさんとの情事の模様が流出した2012年の大騒動について、真相を明かすとしている。これにニック氏はドキュメンタリーには無断でテープが使用され、ホーガンさんの商標を使って宣伝していると訴えた。加えてドキュメンタリーの公開は、12年にホーガンさんとババがテープを巡って結んだ和解合意に違反すると述べている。合意の詳細は訴訟文書では伏せられた。

 ホーガンさんは12年にババ夫妻を相手に訴訟を起こしたが、同年に和解してババがホーガンさんに謝罪していた。また、無断でテープを公開されたとしてニュースサイト「ゴーカー・メディア」を提訴し、16年11月に3100万ドルの賠償金で和解した。