世界的人気を誇る米プロレスラーでWWE殿堂者のハルク・ホーガンさんが7月24日に71歳でフロリダ州の自宅で急死してから、プロレス界は大きな悲しみに包まれたままだ。一方、長女のブルック・ホーガン(37)が父の死に疑義をとなえ波紋を呼んでいる。
「ページ・シックス」など複数の米メディアによると、5日にラジオパーソナリティーのババ・ザ・ラブ・スポンジの番組に出演。元米人気歌手が父の死後で公の場に出るのは、これが初めてだったという。ババはかつてはホーガン家と親しかったが、2012年にホーガンさんのセックステープ流出騒動が起きた際、自身の妻とホーガンさんを隠し撮りした〝張本人〟とされ、ホーガンさんから訴訟を起こされた。
父とは因縁のある人物の番組に、電話で出演したブルックは「父の多くの出来事が私を悩ませている」と話し、最も驚いたのはホーガンさんが慢性リンパ性白血病を患っていたと報じられたことだという。すでにこの2年間は父と疎遠だったことを明かしているが「どんなに大きな手術の前にも血液検査は必ず受ける。なぜ誰も白血球数が高いことに気づかなかったのか? それが一番気になる」と指摘した。
疎遠になる前は父の手術に25回以上も立ち会い、血液検査の結果もチェックしてきた。ある医師からは「血液は25歳の人の血液と同じだ」と言われていたという。続けて「うちの家系にはがんの遺伝はないし、変な感じがする。突然白血病になったなんて、本当にショック」などと、がんの病歴に疑問を呈した。
さらには「検視が行われなかったのは奇妙」「確かに心臓発作は起こり得るが、心臓発作の原因は何だったのかが問題」などとし、父の死に不審な点があるとまで強調した。一方、検視を行わなかったことについて地元当局は「ホーガンさんの死に不審な点がなかったから」と発表している。
また、ホーガンさんは23年9月に3番目の妻で25歳年下のスカイ・デイリーさんと結婚したが、最初の妻リンダさんとの間に生まれたブルックは止めていたと主張。ホーガンさんは新妻が米新興宗教団体「サイエントロジー」とつながりがあることを懸念していたからだという。その上で、まな娘は「スカイはいつも優しくしてくれて、彼女には何の問題もない」としながら、父が「彼女は結婚をすごく強く推し進めている」と話していたため「やらなくてもいいことは、やらなくてもいいんだよ。私のせいにしていいから」と、父親に結婚をやめるように進言したとした。
ブルックによると、父は「彼女と別れたらまずいことになる」といい、結婚をやめなかったという。長女は自らホーガンさんの遺産相続から外れたと報じられたが、本人も、これを認め「全てから私を外してほしいと言った。こんなことに関わりたくなかったんで」と、スカイさんの背後関係が理由だとした。
〝超人〟急死の余波はまだまだ続いている。












