WWEの女子US王者で〝美しき狂気〟ことジュリアが、卑劣な攻撃で挑戦者候補を叩き潰した。

 6月27日に同王座を奪取。7月25日のスマックダウンでは元NXT女子タッグ王者のキアナ・ジェームズを代理人に迎え、今月1日には前王者ゼリーナとのリマッチに完勝した。その後はかねて女子US王座奪取に執念を見せるミチンが挑戦を迫ってきたが、代理人キアナがのらりくらりとかわしていた。

 30日(日本時間31日)のスマックダウン(フランス・リヨン)では、キアナがミチンと一騎討ち。ミチンがキアナに勝てばジュリアに挑戦させろと要求している中で、US王者は堂々とキアナのセコンドに就き、不穏なムードが漂う。ゴングが鳴ると同時に、キアナは手提げバッグでミチンに殴りかかる。ミチンはこれをあっさりかわすと、背後に回って電光石火の丸め込み。あっという間に3カウントを奪い、代理人を瞬殺してみせた。

 ミチンが笑顔でベルトを巻くしぐさをした瞬間だ。ジュリアがリングに上がって、ミチンを襲撃。ボコボコと蹴りまくると、キアナとともに次期挑戦者候補を暴行した。さらにキアナがサーフボードストレッチの体勢で捕らえたミチンの顔面に、アリベデルチ(ヒザ蹴り)を打ち込んだ。続けて場外に転落したミチンを追いかけ、場外バリケードに投げつけてから何度も叩きつける。リヨンの観衆からはブーイングが上がった。

ミチン(手前)を襲撃し、日本語で罵声を浴びせるジュリア(©AbemaTV, Inc.)
ミチン(手前)を襲撃し、日本語で罵声を浴びせるジュリア(©AbemaTV, Inc.)

 最後はサーフボードストレッチの体勢から、ミチンの背中にストンプをぶち込む得意の攻撃。挑戦者候補の顔面を、鉄階段に激突させKOした。ジュリアは「おらあ!」と雄たけびを上げて「おいおいおい! 楽しみにしてろよ、おい!」「バカタレ!、おい!」などと日本語で罵声を浴びせた。悪のUS王者がタイトルマッチへ向け、非道の先制攻撃を加えた格好だ。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。