パ5位の西武は30日の同3位・オリックス戦(ベルーナ)に1―7と連敗し、カード負け越し。すでに自力が消滅しているCS進出の可能性は、残り27試合で7・5ゲームの彼方に遠のいた。

 8安打で7得点のオリックスに対し、9安打を放ちながら1得点の西武。その差が6回の攻撃に凝縮されていた。

 ブルペンデーとなったオリックスは、マウンドに4番手・才木。4点差を追っていたこの回、西武は1番から始まる好打順で平沼、山村、外崎がそれぞれ才木の甘く入ったストレート、フォークを逃さずとらえ、無死満塁の絶好機をつくった。

 しかし、ここで4番ネビンはストレート3球でカウント1―2と追い込まれ、最後はボールゾーンに落ちるフォークに空振り三振。続くセデーニョも高めのつり球をいずれもファウルし、2球で追い込まれると、1―2となって最後は注文通りフォークで空振り三振。さらに渡部聖が初球151キロのストレートを狙い打ったものの、球威に押されて右飛に倒れ、〝押せ押せムード〟だったレフトスタンドの応援も一気にしぼんでしまった。

 試合後、西口文也監督(52)は「やっぱり満塁で4番、5番が三振で倒れたところが、今日は痛かった」と振り返った。これで西武の得点圏打率はパ・ワーストの2割3分1厘となり、満塁での打率も同5位の2割4分5厘に下がった。

 チャンスが選手の〝心理的負荷〟となり、悪い結果を呼び込んでしまう。その勝負に勝っていかなければ自らが淘汰されてしまう世界なのだが、負のスパイラルの中にいるレオ打線からは、ポジティブな思考も湧きづらい。

 12球団ワーストの得点数(305得点=平均2・6点)に沈む貧打線に、特効薬は見つからない。