自民党の前倒し総裁選をめぐって、石破政権の政務三役から〝反乱者〟が出現し、石破首相側は頭が痛い事態となっている。
総裁選管理委員会は来月2日の参院選総括の両院議員総会が終わり次第、総裁選の実施を求める議員や県連からの署名を受け付ける。国会議員295人と都道府県連の代表者47人の計342人中、過半数以上となる172人が要求した場合に臨時総裁選が開かれる。
総裁選管理委員会は開催を求めた議員の名前を公表すると決めたことで、「踏み絵」「脅し」との声も上がる中、神田潤一法務政務官は28日、Xで「『総裁選挙の前倒しを求めるべき』との考え方に大きく傾いている」と賛同する考えを明かした。
神田氏は政務官の立場で、当初の石破おろしの動きには一線を画していたというが、総裁選前倒しの意思確認で、名前が公表される手順や政務三役が賛同した場合は辞表を提出すべきとの話が出ていることに不満をあらわにし、「石破総理・総裁の続投を支持する側からの『政局』のように感じられる。(中略)憲法や公職選挙法に反するような手続きを入れてまで続投を図るということが一国を率いる総理大臣としてふさわしいあり方と言えるのであろうか」と説明し、政務官辞任の覚悟も示した。
神田氏は昨年11月の第2次石破政権から法務政務官を務め、旧岸田派に所属していた。「総裁選開催の賛同は事実上の不信任表明で、〝実名さらし〟の見通しとなってからは、政権の支持率上昇もあって、以前よりもトーンダウンしたのは明らかです。それでも青山繁晴参院議員や山田宏参院議員、小野田紀美参院議員らが総裁選開催に賛同する意思を示した。いずれも昨年の総裁選の決選投票で高市早苗氏に投票していた議員だったが、神田氏は政務三役ですからちょっと意味合いが異なり、政権にとっては深刻事態」(永田町関係者)
今後、閣内で同調者が出れば、収拾がつかずに内部崩壊の事態となる。












