オールスター戦に3度出場しているカージナルスの主砲、ウィルソン・コントレラス捕手(33)が暴挙を犯してしまった。
7―6で競り勝った25日(日本時間26日)の本拠地パイレーツ戦に「4番・DH」で出場。7回一死一塁で迎えた第4打席で、4番手・ラミレスの真ん中直球に手が出ず3球三振に倒れた。コントレラスはそそくさとベンチに引き揚げようとしたが、数歩歩くと球審のデレク・トーマスに振り返って態度を一変。何度も罵声を浴びせ、退場が告げられた。自軍のコーチが慌てて飛び出し、興奮状態のコントレラスを制止した。
それでも怒りは収まらず、コントレラスは「くそったれ! くそったれ!」を連呼しながら、手に持ったバットを一塁塁審に向かって投げ捨てた。運悪くこれが自軍のブラント・ブラウン打撃コーチの顔面に当たり、球場は騒然となった。
コントレラスはベンチに引き揚げるとガムの入ったバケツをフィールドにぶちまけるなど大荒れ。ガムの回収で試合はさらに遅延してしまった。
コントレラスは試合後、地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」の取材に応じ「正直に言うとまだ疑問に思っている。退場処分にする理由がなかったと思う。最後の打席では、どんな投球にも反論しなかった。『君たちは我々のために空振りしてるんだから、両サイドの投球をコールしろ』とだけ言った」と悪びれもせず、球審とのやり取りを明かした。
見逃し三振となった3球目のストライクコールに文句はないが、外角に大きく逸れた2球のストライクコールに納得いかなかった模様だ。バットが当たったブラウンコーチには謝罪したといい「ただバットを投げ返しただけだ。わざとではなかった」と語った。
ベネズエラ出身のコントレラスは2016年にカブスでメジャーデビュー。メジャー通算171発を誇り、今季は120試合に出場し、打率2割6分1厘、19本塁打、70打点をマークしている。出場停止処分が下される可能性が高く、米メディアには「MLBスター選手がパニック発作でバットを投げた後、コーチの顔面を殴る」とセンセーショナルに報じられるなど株を落としてしまった。












