明治安田J1リーグ第27節(22日)、柏がホーム浦和戦に4―2で逆転勝利。1トップで先発したFW垣田裕暉(28)は〝黒子〟の役割をまっとうして後半の逆転劇を呼び込んだ。

 垣田は0―2で折り返した前半のみの出場でFW瀬川祐輔(31)と交代。得点を挙げられなかっただけに「今日はだいぶフィーリングがよかったが、自分のポジションにはレベルの高いライバルがいるので0―2で負けていたら交代されるのは当たり前のこと」と現実を受け止めた。

 一方で「前半から打ち続けたジャブが後半に効いてきたと思うし、前線で押し込んで収めたり、守備の面で追って相手を休ませないことが後半に効いてくると思う。やっていることは間違っていないしこれを続けていきたい」。守備などチームへの献身で4点を奪って逆転した後半への布石を打ったわけだ。

 もちろん今回の浦和戦だけでなく、ハードワークは続けている。垣田は「1年間通してやっていることで、今年は残り20、30分でいい流れで攻撃ができている。攻撃の起点であって守備の起点にもなることが自分の仕事なので、前半からやり続けることは必要だと思う」。得点とは対照的な地味な仕事だが、優勝のために継続は必要不可欠だ。