元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は20日に自民党の鈴木宗男氏が主宰する「大地塾」で米ロ首脳会談について講演。その後、出席者からの質問を受けた。
佐藤氏は今月6日に行った仮性動脈瘤手術の状態が安定したことを受けて16日に退院。〝戦友〟宗男氏から熱い激励を受けた。
質疑応答では出席者の1人から先の参議院選挙で14議席を獲得した参政党に関して「お二人にお聞きします。選挙で参政党が台頭しました。参政党の政策、その他についてどう評価されているのか」と質問を受けた。
佐藤氏は「参政党というのは可塑性が高いんです、粘土のように。明確な政策など何もないです現時点で。自己成就する予言で、非常に可塑性の高い人たちです。むしろブルーオーシャン(未開拓の市場)、いままでのレッドオーシャン(既存市場)で政治をやっていたプロの人たちじゃなくて最近、政治に目覚めた人たちが多い。特に地方に基盤がしっかりして医者とか弁護士、こういう士業の人たちが多いんです」と説明した。
その上で「森友学園の籠池さんの手記を読むと日本の草の根のエリートたちだよ、と。いままでノンポリだった人たちが政治に目覚めてきたと、そういうふうに見ているので『危険な勢力だ!』とレッテルを貼っちゃうのじゃなくて、日本の磁場の保守というのはああいうものだと、こういう受け止めをした方がいいと思います」と持論を述べた。
宗男氏は参院選を振り返りながら「参政党の言いぶりは分かりやすいですよね。〝日本ファースト〟とか言って誰かが言っていたことだな、と思いながらですね、引きずられてしまうとか。日本という国は保守なんです。いま若い人に多く(選挙で)引きずられたかな、と思っていますね」と語った。











