ドナルド・トランプ大統領の妻・メラニア夫人が〝エプスタイン問題〟に関する「虚偽かつ中傷的な」発言で、バイデン前大統領の次男ハンター・バイデン氏に10億ドル(約1466億円)の警告を出し、撤回して謝罪しなければ法的措置を取ると要求した。米メディア・FOXニュースが13日、報じた。
FOXニュースは、ファーストレディの訴訟顧問弁護士アレハンドロ・ブリト氏が8月6日にハンター氏とその弁護士アベ・ローウェル氏に送った手紙を独占入手した。
ブリト氏は、ハンター氏に対し、米メディア「チャンネル5」のインタビューと8月初旬にユーチューブに投稿された「トランプ夫人に関する虚偽、中傷的、蔑称的、扇動的な発言」を直ちに撤回するよう要求した。
ブリト氏は「従わなければ、メラニア夫人は、あなたが彼女に与えた莫大な経済的損害と評判の損害を回復するために、利用可能なあらゆる法的権利と救済策を追求するしか選択肢がなくなる」と記した。
8月初旬に公開された「ハンター・バイデンの帰還」と題されたインタビューで、「ジェフリー・エプスタインがメラニアをトランプ氏に紹介した。そのつながりは、実に幅広く深い」「エプスタインがメラニアを紹介し、それがメラニアと大統領の出会いのきっかけだった」と主張した。
エプスタインとは、性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した実業家ジェフリー・エプスタイン元被告のことだ。
ブリト氏は「これらの虚偽、軽蔑、誹謗、中傷、扇動的な発言は極めてわいせつであり、さまざまなデジタルメディアを通じて広く拡散されている。実際、この動画はその後、さまざまなメディア、ジャーナリスト、そして何百万人ものソーシャルメディアフォロワーを持つ政治評論家によって再公開され、世界中の何千万人もの人々に虚偽かつ中傷的な発言が拡散された。その結果、あなたはメラニア夫人に甚大な経済的損害と評判の損害を与えた」と述べた。
ブリト氏は、ハンター氏の虚偽発言の〝情報源〟は「米メディア「デーリー・ビースト』の『メラニア・トランプ氏、エプスタイン・スキャンダルに〝深く関与〟』という記事で、そのウソを掲載した常習的作り話作家マイケル・ウルフ氏だ」と説明した。
さらに「デーリー・ビーストは、わずか1週間前に当社の差し止め要求書を受領した後、メラニア夫人に謝罪し、記事に含まれる虚偽かつ名誉毀損的な記述を撤回し、記事全体を削除した」と付け加えた。
ブリト氏はハンター氏に対し、「2025年8月7日午後5時(米国東部標準時)までに上記に従わない場合は、メラニア夫人は、10億ドルを超える損害賠償を求める訴訟を起こすことを含め、法的権利を行使する以外に選択肢がなくなる」と「警告しておく」と伝えた。
FOXニュースによると、ハンター氏は期限までに要請に応じなかったという。












