漫画家の倉田真由美氏が12日、X(旧ツイッター)を更新。第107回全国高校野球選手権大会を〝暴力事案〟で出場辞退した広島の広陵高校について言及した。

 広陵では、今年1月に2年生(当時)が後輩の1年生(当時)に暴力事案を起こしていた。3月には広陵に高野連から厳重注意があったことが分かっている。甲子園出場が決まったタイミングで暴力事案が話題となり、初戦を突破すると別の事案が実名入りで飛び出してSNSが大炎上。

 こうした経緯からSNSが広陵を辞退に追い込んだとの見方も広がっているが、倉田氏は「『SNSのせいで甲子園辞退させられた』ではなく、『SNSのおかげでいじめが闇に葬られなくてすんだ』でしょ」と指摘した。

 一方で、政治の世界ではSNSの規制が叫ばれている。倉田氏は続く投稿で「SNS規制の危険性は、今回ようないじめを告発するケースなども握りつぶされてしまう可能性を孕むことだ」と安易な規制を危惧した。

 また、「権力者の親族がいじめに加担していたとしたら、権力者が『デマである。規制の対象にする』と決めたら? SNS以前、権力者が小さな声を握りつぶすことは今より遥かに簡単だった」とSNSの有用性を訴えた。