卓球女子シングルスで世界ランキング11位の橋本帆乃香(27=デンソー)はカットを武器に世界ランキング上位を目指す。

 男女シングルスの世界ランキング上位選手で争われるWTTチャンピオンズ横浜2日目(8日、神奈川・横浜BUNTAI)の1回戦では、同12位の鄭怡静(台湾)に3―0で快勝。ストレート勝利を収め「本会場の練習をしていなかったのでどんな雰囲気なのか不安はあったが、たくさんの応援があって良い雰囲気で、自分も良い状態で試合ができた」と手応えを口にした。

 4月に古巣のミキハウスから移籍を決意。「国際大会にどんどん出場してランキングを上げて戦っていきたいという目標があった。現役引退までに後悔なく卓球人生を送りたい」との思いがあった。今季は4月のWTTコンテンダー太原(中国)、7月のWTTコンテンダーラゴス(ナイジェリア)で2度の優勝を果たし、決断が正しかったことを証明。「今まで出られなかった試合に出場できたり、チャンスがたくさんめぐってきたのでこの調子で頑張りたい」と世界のトップ10入りへ意欲を見せた。

 そのために、自らの代名詞であるカットに、さらに磨きをかけていく構え。「カットマンの選手は少なくなってきている。カットマンにしかできない得点の仕方はあると思うので、そういう部分をどんどん引き出して試合ができたら」と言葉に力を込めた。

 次戦は世界ランキング1位の孫穎莎(中国)、同29位のチュ・チョンヒ(韓国)の勝者と対決する。「(孫穎莎は)世界ランク1位の選手で穴のない選手だと思う。自分のできることがどれだけ通用するかを注目して、やるべきことをやるだけ」と次戦を見据えた。