自民党内で石破おろしが吹き荒れる中、石破茂首相は8日、両院議員総会に臨み、改めて続投意欲を表明するとみられている。生き残りをかけた秘策で浮上してきたのが、小泉進次郎農水相を幹事長に起用するサプライズ人事だ。
両院議員総会で、石破首相は先月末の両院議員懇談会に続き、参院選で過半数割れとなったおわびや今後の党運営方針を示すことになる。森山裕幹事長は月内でまとめる参院選総括を受け辞任を示唆。森山氏を失った石破政権の瓦解は避けられないとの見方だった。
すると石破おろしの急先鋒である青山繁晴参院議員は自身のYouTubeで「恐怖の隠し玉 小泉新幹事長」とし、小泉氏を後任の幹事長に据える動きを明かした。
「わざわざ石破政権の幹事長をやるのか?っていうのが普通だが、そう遠くない時期に総裁選はある。(総裁選の名前が挙がっている人で)幹事長をやっているのは茂木(敏充)さんしかいない。〝三日幹事長〟で終わったとしても幹事長経験者のハクが付く。受ける可能性は十二分にある。(石破政権も)当面しのぐにはいい」と指摘した。
その小泉氏は6日に麻生太郎最高顧問と会談し、意見交換したとみられる。「今後の与野党への根回しや国会運営を考えれば森山氏の代えは利かないところですが、参院選のケジメで引責辞任は避けられない。後任には進次郎氏、もしくは林芳正官房長官が適任となってくるでしょう」(党関係者)
石破首相は政権支持率が上昇する追い風が吹き、戦後80年のメッセージの発表にも意欲を見せている。青山氏は9月の退陣は不可避とみており、小泉氏の幹事長起用が表面化した際には「全面的に反対、抵抗します」と宣言。延命は許さない考えで、石破おろしの動きがやむことはなさそうだ。












