Jリーグの野々村芳和チェアマン(53)は29日、27日に行われたスペイン1部バルセロナとJ1神戸の親善試合開催が一時中止発表となった騒動を受けて日本サッカー協会(JFA)へ要望を出したことを明かした。
バルセロナは23日にプロモーターによる重大な契約違反があったとして一時は神戸戦の中止を発表。ヤスダグループに未払い金があったためとされたが、楽天グループが肩代わりする形でなんとか開催にこぎつけていた。野々村チェアマンはこの日の理事会後の会見で騒動について「トラブルが起きたが、多くの人の協力で試合ができたのは良かった」と語った。
その上で「この時期にたくさんのゲームが最近、日本で行われるが、一定のガイドラインは持っておかないといけないだろうと。(試合の)乱立、Jリーグの裏でやることの良し悪しなど、その辺のルールを日本協会として、しっかり作った方が良いんじゃないかということはお伝えした」。28日にJFA側に伝えたという。
この手の試合で最終的に開催を承認するのはJFAとなっており、再発防止のルールつくりが必要というわけだ。同じようなことが起きれば、日本サッカー界の信頼にも関わってくる。野々村チェアマンは「日本サッカーの価値をどう上げていくかがベース。毀損(きそん)する可能性があるものには『イエス』を出せない。そこをJFAどう判断するか」と強調した。












