パ2位のソフトバンクは29日から日本ハムとの首位攻防3連戦(エスコン)に臨む。
両チームはわずか1ゲーム差で小久保監督も「直接対決が一番ゲーム差を縮めるチャンス」と語ったように「2強」の構図あるパ・リーグで重要な直接対決となる。
今季の日本ハムとの対戦成績は7勝6敗と勝ち越し。その要因は投手力にある。ホークス投手陣は日本ハムに対してチーム防御率1・75と5球団の中で最も良い成績を残しており、倉野投手コーチは「バッテリー陣全体での対策、ミーティングがしっかりできている。それがいい結果に結びついた一つの要因」と分析した。その一方で「ここからはさらに対策を考えながらやらないと、今までと同じようにはいかないとも思う」と一筋縄ではいかない様子だ。
日本ハム打線はリーグトップの86本塁打。2位に20本差以上をつける抜群の破壊力を誇る。今回の3連戦でも本塁打と打点でリーグ2冠のレイエスや万波、清宮幸らといった長距離砲がポイントとなりそうだが、チーム内からはある〝伏兵〟に厳戒態勢を敷くべきとの声がある。それが石井一成内野手(31)だ。
今季61試合に出場している石井は規定打席に到達しておらず、1本塁打だが、打率は2割7分5厘と昨季の2割3分4厘から大きく向上した。特に7月は3割4分9厘と絶好調で、後半戦開始後もいきなり2戦連続マルチ安打と好調を維持。鷹関係者から「今は石井がつながっている時に点が入っている」との声が漏れるように、打線の〝潤滑油〟として機能している。
日本ハム・新庄監督も石井を5番で起用するなど攻撃力を評価。一発を含む4安打を放った試合ではメジャーリーガーの名前になぞらえて称賛したほどだった。
今季の日本ハム戦は1点差ゲームが半分以上の7試合。ポイントとなる打者を封じ、接戦を制することはできるのか見ものだ。












