阪神・高橋遥人投手(29)が27日のDeNA戦(甲子園)に先発登板し6回途中を7安打1失点。バックの援護にも恵まれ今季初勝利をマークした。7―1で勝利を飾った藤川虎は、貯金数が今季最多となる「20」の大台に到達。2年ぶりとなる覇権奪回へ向け、視界は極めて良好だ。

 立ち上がりの初回こそ、ストライクゾーンの微妙な判定に苦しみ二死満塁のピンチを背負った高橋だが、蛯名を二ゴロに打ち取り窮地を脱出すると、その後は立ち直りを見せ、最少失点でのゲームメークに成功。140キロ台後半をアベレージマークするスピンの効いた直球を軸に、凡打の山を積み重ねた。
 
 左腕を援護すべく、虎打線が奮起したのは2回。先頭・佐藤輝が右翼線を破る二塁打でチャンスメークし、二死から坂本が三遊間を割る適時左前打で先制点をゲット。その後はDeNA守備陣の壊滅的な拙守にも助けられ、この回だけで5点を挙げるビッグイニングに。ゲーム序盤で主導権を握ることに成功した。

 インサイドワークだけでなく、バットでも相方の援護に成功した虎の正妻・坂本はこの日、4打数3安打1打点の大暴れ。お立ち台に上がると「(猛打賞は)年に1回くらいかもしれませんが、お客さんにいいものを見せることができて良かった。(最後まで)一気に行こうと思っていますので、ファンの皆様も一緒に行きましょう!」と力強く宣言。チームの主将経験もある虎随一のしっかりものらしく、力強く虎党たちを鼓舞した。

 一方、坂本とともにお立ち台に上がった高橋は「ええ…まあ、あの…。今年初めて(甲子園で)勝てて良かったです。ええ…(次戦も)しっかり投げられるように頑張ります」と口下手で不器用なインタビュー応対に終始。隣にいた坂本も思わず「自信なさげにしゃべるんですが、すんげえ球を投げるので」とフォローを入れる。

 多くのチームメート&スタッフ陣から「アイツはマウンドに上がると、人格が豹変する」と証言されている高橋。ギャップ萌え満点の〝ゆるキャラ〟ぶりをこの日も披露し、スタンドに集った虎党女子たちのハートをキュンキュン&わしづかみにした。ずるいぞ。