スペイン1部の名門バルセロナは23日、日本で27日に開催される「ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ」(ノエビアスタジアム)のJ1神戸戦を取りやめると発表した。クラブは「プロモーターによる重大な契約違反」があったとして日本遠征を中止した。
バルセロナは24日に日本へ向けて出発する予定だったが、前日夜にキャンセル。クラブ側は詳細について明らかにしていないが、スペイン紙「AS」は「バルセロナがこの立場を取ったのはプロモーターが合意済み契約金額を全額支払っていないためだ。実際は一部しか受け取っていない」と報道。ハンジ・フリック監督もクラブ決定を支持しているという。
また、スペインメディア「COPE」によると、この試合のプロモーターであるD―ドライブ社のハム・スル代表はトラブルの原因は日本のヤスダグループに起因しているという。日本代表MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダードのゼッケンスポンサーも務める同社が実際には行われていない送金を正当化しようと書類を偽造していたと説明。同社は「意図的な詐欺行為が明確に確認された」とし、ヤスダグループに損害賠償を求めて法的措置を行う方針だ。
その一方、バルセロナはプロモーターが定めた条件が満たされれば韓国遠征を実施し、FCソウル(31日)、大邱FC(8月4日)と対戦するように調整するという。クラブ側は声明で「バルセロナは今回の事件と日本のバルサファンのみなさまへの影響を深く遺憾に思う」とした。
いずれにしても開催4日前に突然の中止とあって、チケットの払い戻しなどを含めて大混乱は必至の情勢。今後、各方面に大きな影響を及ぼすのは避けられないようだ。











