TBS・山本恵里伽アナウンサー(31)の外国人政策を巡る発言が波紋を呼んでいる。参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党から抗議された上に、〝身内〟のTBS局内からも異論が出ているのだ。
山本アナはキャスターを務める「報道特集」の12日放送最終盤で、参院選で争点の一つに浮上した外国人政策について「強硬な主張が急に支持を集める」「排外的な、差別的な言葉がSNSで拡散していく」と指摘し、「すごく戸惑いを感じています」と私見を述べた。
さらに日本人は皆、日常的に「学校の友達」「職場の同僚」ら外国人と接しているとし、「(参院選での)自分の1票がひょっとしたらそういった身近な人たちの暮らしを脅かすものになるかもしれない。これまで以上に想像力を持って投票しなければいけないと感じています」と語った。
参政党は13日、当該放送について抗議した。対する「報道特集」は「有権者に判断材料を示すという高い公共性、公益性があると考えております」などと反論。参政党は14日、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会に申し立てすると報告した。
山本アナの発言にTBS局内では理解を示す声もあったが、ここにきて異論も出ている。TBS局員の話。
「SNSでは一部誤解されていますが、当該放送は参政党への批判を押し出した特集というより、各党の外国人政策を巡る問題を主として取り上げ、その中で『日本人ファースト』を考える特集でした。社内で山本アナの発言で疑問視されているのは、有権者の投票行動に影響を与えかねない部分です」
それは「想像力を持って投票――」のことだ。
TBS局内では山本アナの「報道特集」キャスターへの抜てきが時期尚早だったとの声がある。
同番組の女性メインキャスターはいずれもフリーの田丸美寿々アナ(73)、膳場貴子アナ(50)が担当。報道、情報番組で経験を積んできた山本アナは昨年4月、抜てきされたばかりで、当時は「胸の高鳴りと共に『今の自分に務まるだろうか』という思いがありました」などと率直なコメントを寄せていた。
「アナとしてのキャリアでいうと、田丸さんと膳場さんはともに19年目で起用されています。それに比べて山本アナは8年目での抜てき。経験不足の感はあります」(前出局員)
なぜ、山本アナに白羽の矢が立ったのか。
「社内では報道、情報番組でフリーアナを重用し過ぎとの意見があった。山本アナの抜てきは、報道のエースアナになってほしいとの上層部の期待があったといいます」(同)
BPOはどうジャッジするか。












