参院選が20日投開票され、比例代表に自民党から立候補した鈴木宗男氏が落選見込みから一転、当選確実となった。
宗男氏は当選が絶望視された21日午前4時半過ぎに会見し、厳しい選挙戦を振り返り、改めて「最後の選挙」だったことを強調した。ところが、開票作業の遅れと同時に自民党内の得票争いも熾烈を極め、情勢は大きく変化。午前8時過ぎに北海道新聞は宗男氏の当確を一報し、共同通信も「引退宣言後に当確」と報じた。
ただ、NHKの開票速報では午前11時の開票99%で、自民党の比例獲得議席は12で、宗男氏は7万4239票の19位。当選ラインとなる12位は10万5637票の山東昭子氏で、その差は3万票以上とあって、宗男氏の陣営はどの情報を信じたらいいのかで、「最後までは分からない」と疑心暗鬼は続いた。
結局、午後0時に開票率99・63%で、宗男氏が最後のイスへの滑り込みが確実となり、陣営も勝利を確信した。この間、娘の鈴木貴子衆院議員は父親の波乱万丈の人生と開票経過を重ね合わせ、「人生はドラマより小説より奇なり」とXにポストする〝ムネオ劇場〟となった。











