元衆院議員の金子恵美氏が20日、フジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー 超速報SP」で石破茂首相を厳しく問い詰める場面があった。

 この日、参院選の投開票が行われ、自民・公明両党は、目標としていた過半数の維持に必要な50議席が難しい情勢。ところが、石破首相は続投の意向を示している。

 フジの同番組に生出演した石破首相は、選挙結果について「謙虚に厳粛に受け止めている」と述べた。MCの宮根誠司から「何が国民に刺さらなかったのか」と問われると、野党が主張する消費税減税と与党が主張する現金給付の議論を挙げた。

「賃金が上がらない方、生活に困窮している方、お子さんがいるご家庭に早く、手厚くお届けしなければならないから給付と申し上げている。減税には時間がかかるというのがご理解いただくのが難しかった」

 これを猛然と批判したのが金子氏だ。

 同氏が「急ぐというスピード感を言うのであれば、選挙期間ではなく、もっと早くても良かったのでは」と指摘。

 また、金子氏は自民党の森山裕幹事長が4日にガソリン税の暫定税率について今年度にやめるという考えを示したことにも言及した。

「(自民党は)選挙に入ってから暫定税率のことまで言い始めた。選挙になれば何でも言うんだなと国民に見られしまった。石破さんが大事にされていた国民目線を見失っていたのではないか」

 さらに金子氏の追及は止まらない。

「もともと党内野党で国民から人気だったが、石破カラーを腹をくくってもっと出せば良かったのに、出さないまま今回の審判を下された。多くの仲間が落選していった。ご自身の政権運営をどう振り返るのか」と容赦なし。

 石破首相から「暫定税率については、それをやめた時にどうなるのか。お金入らなくなる」と反論されても「森山幹事長と意思統一していないのではないか」と畳みかけた。

 石破首相は「常に意思統一はしている。よく調べてみてください」と言うのがやっと。結局、金子氏の質問にすべて答えることなく、時間切れとなった。