参院選(20日投開票)東京選挙区に無所属で立候補した元衆議院議員の山尾志桜里氏が14日、東京・調布駅中央広場で街頭演説会を開いた。
猛暑の中、精力的に都内各地で支持を訴える山尾氏は、演説の最後に参政党(神谷宗幣代表)について言及した。
与党が過半数の維持に向けて厳しい選挙戦を強いられる一方で、参政党は大きく議席を伸ばす勢いだとみられている。
「参政党という政党のことを指摘しておく必要があると思います。この中にも参政党が気になっている人がたくさんいると思う。少し気持ちはわかります。もう、既成政党にはうんざりして、新しい政党がちょっとフレッシュに見えて、そしてこんな政党で自分も参加して強い国になってもらったらありがたいなと。でも参政党の憲法改正を見てください」と山尾氏は聴衆に向かって問いかけた。
その上で「そこには表現の自由、学問の自由もありません。思想信条の自由もありません。いまの日本国憲法に〝ある〟ものが削られていると言うことは、それはつまり意図的になくしていくということです。でも考えてみてください。学問を学ぶ自由がない、自分の頭で考える自由がない、それにものを言う自由がない、そして自由をなくした上で、国民の条件が書いてある。国を大切に思う心、愛国心がある人が日本国民だと書いてあります」と紹介して自身の考えに言及した。
山尾氏は「〝愛国心〟って1人ひとりの心の中にあるものでしょ。それをアンケート用紙で『愛国心ってありますか』とチェックボックスにチェックさせられるような、そんな薄っぺらいものじゃありませんよね。結局、愛国心を日本国民の条件にしたとき、何が起きるか。国を思っている人が非国民と言われる時代が戻ってきます。いかに中国にいかついことを言っても、中国人差別を言っている政党が、ふたを開けたら、その憲法で自由を奪う愛国の協定、つまるところ中国政府と同じ国家像を日本に持ち込もうとしている。それは無意識かもしれない。でも私たちは有権者として知っておく必要がある」と持論を述べた。
最後に「だから私は伝えています。その上で皆さんに決めてほしい」と主張すると大きな拍手を受けた。












