日本ハムは14日、東京ドームで西武と対戦し2―1で勝利。3連勝でリーグ最速の50勝に到達した。
今季5連勝中の先発・達孝太はこの日も長身から投げおろす直球とフォークを中心に序盤から相手打線を圧倒。6回までわずか1安打の好投を見せた。2点リードの終盤7回一死からネビンに右中間席へ9号ソロを運ばれたが、許した得点はこの1点だけ。達は9回を122球で投げ切り今季2度目の完投で無傷の6連勝を飾った。
一方、打線は4回まで相手先発・隅田の前に無安打無得点と沈黙。だが、5回に安打と犠打で二死二塁の好機をつかむと、1番・水谷が左翼席中段に9号先制2ラン。この一発が値千金の決勝打となった。
試合後の新庄剛志監督(53)は達の好投に目を細め「安定感ありますしね、楽しんでそうでしょ、最後9回も」と笑み。その上で「この完投では…たぶん本人は言いますよ。『完封じゃなくて悔しい』って。(ビッグ)マウス!」と日頃からビッグマウスとして知られる達の性格をくみながら独特の表現で豪腕右腕の好投を褒めたたえた。
また、この日1番に抜擢した水谷が決勝本塁打を放ったことについては「今日、五十幡君、矢沢君で(1番、2番を)いこうかなと思ったんですけど、(試合前)最後の最後で水谷君に代えて」と試合直前でオーダー変更していたことを告白。「何か(水谷が)打ちそうな雰囲気が出てきたんでね。ホッとしましたね。でも、今日は本当に勘かな。いつもは勘じゃないんですけど」。このところさえ渡る自身の采配と起用法に自ら驚きを隠せない様子だった。
これでチームは今季最多の貯金「19」に加え、リーグ最速50勝に到達。先発陣の完投数も「19」と勢いに乗るばかりだが、指揮官は「(シーズンの目標である完投数21は)意外と難しいかも。ピッチャーが苦しむかもしれないからっていうところはありますからね。何となくですけど」。
最後は好調の雰囲気に浮かれることなく自ら手綱を締めるように次戦に備えていた。












