ソフトバンクは11日の楽天戦(楽天モバイル)に0―3で零封負け。5月27日以来となる連敗を喫した。
攻守でミスが響いた。攻撃では3回一死二塁から中堅定位置付近への中飛で二走・石塚が三塁を狙ったが、悠々タッチアウト。得点の芽を自ら摘んでしまった。守っては5回、辰己が放った中前打を佐藤直がファンブル。一瞬のスキを突かれ二塁への進塁を許すと、村林の適時打で重たい3点目を失った。試合後、小久保監督は「打てない時にボーンヘッドがあるとなかなか勝てない」と苦言を呈した。
そんな中で指揮官がねぎらったのが、先発のリバン・モイネロ投手(29)だった。モイネロは5回までに97球を投じる、5回3失点で降板。3四球と左腕にしては、やや制球に苦しみ今季2敗目を喫した。それでも指揮官は「年間を通して今日みたいな日はある。(彼の登板日は)点を取ってやってないし、最初から楽な展開は彼はほとんどない」と左腕をかばった。
この日を含めた15登板の中で援護点が1点以下の試合はこれで7度目。前回登板の西武戦(4日、みずほペイペイ)でも味方が1点も奪えず8回1失点で敗戦投手になっており、昨年から先発に転向したモイネロにとっては初めて2戦連続で自身に黒星がつく形となった。
投手によっては黒星でリズムが崩れることもある。しかし、あるチーム関係者は「こういう時もある。(切り替えは)すごく上手な方。そんなに考え込むタイプでもないだろうし、もう次に向けてしっかり調整してくれるんじゃないか」と変わらぬ姿を期待した。
モイネロ自身も「野球ではそういう時もあると思うので、まずはいい投球をなるべく続けられるよう頑張りたい」と淡々と次を見据えた。ホークス投手陣の柱である左腕はその精神力で次戦の勝利をたぐり寄せられるか。












