新日本プロレスのタイガーマスクが、電撃入団を果たした2021年東京五輪柔道男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(29)を激賞し、タイガーマスクを受け継ぐ可能性をも示唆した。

 新日本の道場でウルフと毎朝顔を合わせるというタイガーは、時には受け身やロープワークの指南を行うという。「彼が偉いなと思うのは、金メダリストのプライドを捨て、ゼロから始めているところ。指導も素直に聞いてくれる」と、他の新人と肩を並べて練習する姿を明かす。また、毎日減量に燃えているウルフに対し「柔道とプロレスの体作りは違うことをわかっている。彼こそが宝の原石だよね」とおごらない姿勢をべた褒めした。

 そこで「もしウルフがタイガーマスクになりたいと申し出たら?」と問うと「佐山さん(初代タイガーマスク)が大丈夫と言えば、いいと思う」とまさかの条件付き承認。23年に7代目に就任した元K-1世界3階級制覇王者・武尊以来の「8代目タイガーマスク」となる可能性を示唆した。

 一方で虎は「ありのままのウルフ」を評価しており「確立したものがもうあるから、タイガーマスクというよりも、ウルフ・アロンをしっかり出していってほしい」と素顔での活躍に期待した。

 タイガーマスクはストロングスタイルプロレスの10日新宿フェイス大会でメインイベントに登場する。1日の会見後には新日本の戦士として「先生(初代タイガーマスク)のリングに上がるのは自分しかいない」と快気炎を上げた。

 虎から〝狼〟へプロレスの魂は受け継がれていく。