立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(9月7日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)に出場するイランのシナ・カリミアン(37)が〝反則王〟のニックネームを返上し〝平和の使者〟となることを宣言した。

 カリミアンは1日、都内で行われた会見に出席し、同大会にワンマッチで出場することを発表。マイクを持つと現在、祖国とイスラエルの間で緊張状態が続いていることに触れて「私の母国イランは厳しい状況になっています。私のファイトを通じてイランの人々を勇気付けたいと思います」と力を込めた。

 反則王はさらに、2018年のK―1初参戦を節目に人生が変わったと強調。その上で「ファイトマネーで祖国の困っている人を援助できた。こんなことは本当は言いたくないが、今までのファイトマネーは私自身でなく、イランで困っている人や家族を助けるための寄付のような形で使っていました」と愛国心を告白した。

 この言葉にうなずいた宮田充プロデューサーからは「昨年の戦いで〝反則王〟っていうイメージがあったんですけど、今年のシナ・カリミアン選手は世界平和をテーマに戦っていくと。色眼鏡で見ないでいただきたい!」と続く。さらに「もう、反則しないよね?」と宮田氏から問われたカリミアンは「はい。I'm nice guy!」とサングラスを光らせるのだった。