F1オーストリア・グランプリ(GP)決勝(29日)でペナルティーを受けたレッドブルの角田裕毅(25)に対して、国際自動車連盟(FIA)が〝厳罰〟を発表した。
角田は予選で18番手と出遅れると、肝心の決勝でも空回り。中盤には痛恨の10秒タイムペナルティーも受け、完走中最下位となる16位に終わった。
そして、FIAはこのペナルティーについて詳細を発表。2点のペナルティーポイントという厳しい処分が下った。英メディア「GPファンズ」は「FIAはオーストリアGPでの事故を受けて、レッドブルのスター、角田裕毅に対して二重の処罰を科すことを確認した」と指摘した。
「角田はレース終盤にフランコ・コラピントと激しいバトルを繰り広げた。31周目、角田はアルゼンチンのスター選手のインに飛び込み、ターン4でアルピーヌ車と接触。角田は急いでピットインし、レッドブルは彼のRB21に新しいフロントウイングを装着せざるを得なかったが、マシンのダメージは角田にとって最小限の心配事だった。衝突を引き起こした結果、FIAは角田に10秒のタイムペナルティーと2点のペナルティーポイントを科すことを直ちに発表した」と詳報している。
FIAの見解によると「22号車(角田)はターン4で43号車(コラピント)の内側から追い越しを試み、両車は衝突した。レーススチュワードは、衝突前に22号車のフロントアクスルが43号車のミラーより前に出ていなかったため、22号車のドライバーに全面的な過失があったと判断した。したがって、22号車にはコーナーを曲がる権利がなかった」
10秒のタイムペナルティーもさることながら、ペナルティーポイントは今後出場停止につながるため、2点が加算されたことは痛恨。「彼のライセンスに加算された2点のペナルティーポイントはより持続力があり、レッドブルのスターは合計4点のペナルティーポイントを持ってオーストリアを去ることになる」と同メディアは指摘した。
ただ、今回明らかな過失でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をリタイアに追い込んだキミ・アントネッリ(メルセデス)もペナルティーポイントが2点だったことから、角田の処分が重すぎるとの意見も海外では噴出。この処分発表に対して、SNS上では「FIAはジョークか」などと指摘する声が出ている。
去就問題も絡み、角田にとっては泣きっ面に蜂のオーストリアGPとなってしまった。












