参政党は30日、国会内で会見し、参院選(7月3日公示、20日投開票)比例代表に日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員を擁立すると発表した。

 梅村氏は維新の参院選大阪選挙区予備選に敗北した後、4月に離党していた。「大阪府民の皆さんに私の6年はどうだったんだろうと審判の道を模索していた」と大阪選挙区からの出馬へ向け、自民党や国民民主党に接触していたことを明かした。結局、公認は出ない見通しになったことで、「すごろくでいう1回休みをした方がいい」を一度は決断。参院の任期満了となる来月27日まで訪米予定を組んでいたというが、25日に神谷宗幣代表の会見を見て、状況は変わったという。

 日本記者クラブは党首討論会に5人以上の国会議員が参加条件に挙げており、参政党は1人足らない状態だった。梅村氏は「神谷さんが記者会見で『不条理だ』と述べられていて、私は最後の1人になることができる」と神谷氏とはかねて親交があり、入党の誘いを受けていたとあって、とんとん拍子に話は進み、この日、総務省への入党届の手続きも完了した。

 梅村氏は「(党首討論会に出られることで)神谷さんがメディアで大活躍できること。私も古巣の政党では北から南まで全国を飛び回っていたので、(参院選で)全国の候補者たちを応援することで、票の底上げにいくらか貢献できるのではないかと決断した次第」と恩返しを誓った。