日本オリンピック委員会(JOC)の新会長に女性で初めて就任した参院議員の橋本聖子氏(60)が〝二刀流〟の可能性を明かした。

 北海道出身の橋本聖子氏は1992年アルベールビル五輪のスピードスケート女子1500メートルで銅メダルを獲得。自転車でも五輪に出場し、夏冬計7回大舞台を経験した。政治家としては95年の参院選で初当選。19年9月には五輪担当相として初入閣した。

 直近では7月20日投開票の参院選を控えている。26日に都内で行われた評議員会と臨時理事会後の会見では報道陣から「今後の政治活動」に関する質問が飛んだ。橋本氏は「(JOCの会長を)政治家がやっていいのか、私が立候補する以前からさまざまな意見があったことは承知しているが、私は国会議員ではあるが、元々はオリンピアンである」と切り出した上で、自身の考えを説明した。

 政治家になった経緯の一つに「オリンピアンの精神というものがしっかりと根づいた中で、このムーブメントや選手の強化、普及、そういった国際社会における貢献などをやり遂げたいという思いでオリンピアンとして政治家になった」と振り返り「このJOCという会長の立場で仕事をやり遂げていくということも、私は政治家としての私自身の仕事であると思っている。この後、私自身が選挙を戦う身でもあり、再任を許されることになったら、しっかりとどちらの業務もやり遂げていきたい。それができるという覚悟のもとで、今回JOCの会長にも立候補をさせていただいた」と力強く語った。