ボクシングの元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏が、自身が代表を務める「Treasure Boxing Promotion」のYouTubeチャンネルで、WBAバンタム級戦線について取り上げた。
今月14日には元世界5階級制覇王者で42歳のノニト・ドネア(フィリピン)がアンドレス・カンポス(チリ)に勝利を収め、WBA世界バンタム級暫定王座を獲得。堤聖也(角海老宝石)が休養王者、アントニオ・バルガス(米国)が正規王者と王座が乱立する状況となっている。
伊藤氏は「堤聖也が(SNSで)コメントしてたね。『世はまさに王座乱立時代!』って。多すぎだろってことだね。WBAは、こういうのやるよね。いきなりランキング入れて、ドネアとカンボスと王座決定戦だから。1個(1試合)ぐらい挟めばいいのにさ」と堤の意見に同意する。
WBAの方針には「(ドネアは)レジェンドだから優遇されるのは分かるんだけど。逆に言えば、堤とドネアとか面白い。見たいなと思うし…」と一定の理解を示しつつも「やっぱりプロフェッショナルのスポーツとしては、もう少し順序を守ってほしいなというのも確かにある」と疑問を投げかけた。
さらに、今後の動向については「暫定チャンピオンは(実質的に)1位。指名挑戦者に近い。正規(王者)と休養(王者)が、まずやるんじゃないかな。その後、暫定と正規がやって、1人にするべきなんだけど。そうこうしている間に時間がたつから、今度は暫定王者の防衛戦が始まって、正規王者の防衛戦が始まって…とかやっていくと、王座が何個もある状態が続いてしまう。WBAが団体として指令を出すべきなんだけど」と問題点を指摘した。
その上で「(複数の王座を)元から作らなければ一番いいんだけど。WBAはもう少し、しっかりしてほしい」「プロスポーツとしてどうあるべきかというところを、守らなきゃいけない」と改善を求めた。












