ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の今後の対戦相手を巡り、あの〝逃亡者〟の名前が再浮上した。

 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者でWakeRise会長の和気慎吾氏がYouTube「和気慎吾リーゼントチャンネル」で、フレアジム会長の〝あーやん〟こと赤井祥彦氏と「井上尚弥から逃げた男たち」について意見を交わした。

 WBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソ(メキシコ)は、井上との対戦を合意寸前で回避。井上は5月に〝代役〟のラモン・カルデナス(米国)にTKO勝ちを収めた一方で、ピカソは7月19日に米ラスベガスで亀田京之介(TMK)と対戦することが決まった。

 和気氏は「ここで(ピカソの相手に)何で日本人が選ばれたんだろうなと。もしかしたら、ピカソはこの後、井上チャンピオンが放したベルトを取りに行く時に日本人の誰かとの王座決定戦を見据えて、日本人と一戦交えておこうかという。例えば西田(凌佑)選手とか中谷(潤人)選手とかがスーパーバンタム級に上がってくるから」とマッチメークの背景を推測する。

 一方の赤井氏は「井上チャンピオンが、12月にニック・ボール(WBA世界フェザー級王者)との対戦をやめたと…。(12月に)井上チャンピオンがスーパーバンタムで防衛戦をやるなら、ピカソの可能性もあるんじゃなかろうか」と予測した。

 和気氏が「でも、ピカソ自身は(井上と)やらないって1回逃げてるわけじゃん」と指摘すると、赤井氏は「でもその後ね、カルデナスが(井上から)ダウン取ったのを見て(ピカソは)『井上尚弥も人間だ』と言ってたのよ。だから〝俺も全然チャンスあるぞ〟と、今は気持ちが変わった可能性があります」とズバリ予想。幻となった対戦が復活する可能性を指摘した。