格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 11」(14日、北海道・真駒内セキスイハイムアリーナ)を〝バカサバイバー〟こと青木真也(42)が、忖度なしにぶった斬った。注目の総合格闘技(MMA)デビュー戦で完封勝ちした〝反則王〟ことシナ・カリミアン(37=イラン)の戦いぶりに舌を巻きつつ、まさかの〝流れ弾〟をボクシングWBC世界バンタム級1位・那須川天心(26=帝拳)にぶっ放す。さらに好カードとなったメインとセミにも鋭くメスを入れた。
今大会で青木が注目していたのが、各立ち技団体で暴れまわる反則王がどんなMMAデビュー戦を見せるかだった。それがふたを開けるや、まさかの展開。MMA11勝2敗の荒東〝怪獣キラー〟英貴に対し、ジャブやローキック、バックハンドブローを駆使しつつ距離を制して一度もテークダウンさせず。反則王は大きな反則もせずに判定3―0で勝利した。
これに青木は「反則王のクセに足(ステップ)をうまく使って、クレバーにポイントアウトするなんて…。こんなの〝反則王〟の公認取り消しだろ」と声をしゃがれさせる。中島太一のセコンドとして会場にいた青木には観客もリアクションに困っているように見えたが…。「会場も静まり返ってた。なんであれをナスガワ(那須川)天心さんじゃなくてカリミアンがやってるんだよ!」。この空気を読まない完封劇こそ、神童に必要だとして「ナスガワさんは〝皇治が…〟とか反論しているヒマがあるなら、カリミアンに弟子入りした方が絶対にいい!」と絶対に役に立たないであろう助言を送った。
続いて、メインでヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)相手に判定負けを喫したものの、奮闘を見せた〝阿波の拳王〟こと木村柊也に熱視線だ。青木は「木村さんのポテンシャルがとにかく高かった」と珍しく老害を封印。ケラモフに何度も背中につかれながら、一本を許さなかったことに「ケージを使ったディフェンスができていた」と評価した。
それでも「終始フィニッシュに向かっていたケラモフに対して、木村さんはディフェンス一辺倒だった。判定はその差だ」とメガネを光らせる。それを踏まえて今後は「守るレスリングはできるから、次は攻めるレスリングの練習をするべきだね。あとはカリミアンに弟子入りして組まれない戦いを教わるべきだ」と世まい言で金言を台無しにする。
さらに堀江圭功の猛攻になすすべなく敗れてしまった西川大和には「何がしたいのか分からなかった」とバッサリ。この結果を「堀江さんが相手が下から殴ってくることを想定して、常に殴られない位置に頭を置いていた。要は作戦勝ちだ。逆に西川さんは下から殴れなくなった時の〝次〟がなかった」と分析した。
好き放題語った青木は最後に「今回一番、印象的だったのはヤマケンがウエストポーチをして扇子を持ち歩いていたこと。俺もこれからはウエストポーチを使おうと思います」と意味不明な言葉を残し、機上の人となった。












