新日本プロレス15日の大阪城大会で行われたIWGPタッグ選手権は、挑戦者の石井智宏(49)、タイチ(45)組がグレート―O―カーン、カラム・ニューマン(22)を撃破し、第110代王者に輝いた。
世代交代が叫ばれて久しい新日本マットで、ベテランタッグが存在感を示した。10分手前から孤立し苦しい戦いを強いられたタイチは、カラムのファイヤーボルトを浴びてしまうが、石井が間一髪でカット。王者組必殺の合体技インペリアルドロップも、石井が阻止して決定打を許さない。
なおもスイングDDT、その場飛びスパニッシュフライとカラムの猛攻にさらされたタイチだったが、オスカッターをカウンターの天翔十字鳳で撃墜。ブラックメフィストをこらえるカラムを石井がキャッチして、垂直落下式ブレーンバスターを発射する。最後はついにタイチのブラックメフィストがさく裂し、3カウントを奪ってみせた。
昨年出場を逃したG1クライマックス(7月19日、札幌で開幕)への返り咲きを狙っていたタイチだったが、この日発表された出場メンバーからは漏れ、残り4枠を競う出場者決定戦(6月23日後楽園、7月4日東京武道館)からの復活を狙う。「あとはテメエの力でつかみ取れってことか。やってやるよ、ここまで来たら。もう一度G1、奪い取ってやるよ。俺とトモさんが取ったからにはな、俺ら一番上に立って全員引っ張って行ってやる」と力強く宣言した。
また、この日の大会では欠場中だった「Just 4 Guys(J4G)」のDOUKIが極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に電撃加入。こうした流れもあり、バックステージには上村優也がタイチの元を訪れ、J4Gとしての共闘ではなく正式な本隊加入を提案した。
タイチも「中途半端じゃなく、俺らの力で新日本プロレス本隊盛り上げて、そうしたら全体が盛り上がると思うから」と本隊入りを決断し、J4Gは事実上解散。本隊に合流することが決定的となった。
また、石井は師匠・天龍源一郎の保持していた同王座の最年長戴冠記録(48歳5か月)を更新。STRONG無差別級王座との2冠王者となった。













