元衆院議員の宮崎謙介氏が、山尾志桜里氏の国民民主党公認見送りをめぐるゴタゴタに関して、見解を述べた。

 山尾氏をめぐっては国民民主党から参院選比例代表で出馬を予定していたが、10日の会見で過去の不祥事に具体的な言及を避けたことで批判が殺到し、公認見送りとなった。

 宮崎氏にとって、山尾氏は〝因縁〟の相手でもある。2016年に不倫問題を起こして議員辞職した宮崎氏の謝罪会見について、山尾氏はテレビ番組で「悪いことをしておきながら涙目で潔くすれば"男の美学"みたいなところに違和感がある」などとコメントしていた。

 ところが翌17年、今度は山尾氏に不倫報道があった。この時は用意した原稿を読み上げて釈明するも、質疑には応じなかった。

「僕は因縁とは思ってないです。数か月前にも番組で共演して僕の方からフレンドリーに話しかけてますから」と大人の対応を見せる宮崎氏は、「さまざまな事情があると思うけど、あの時にきちっと会見しておくべきだった。今回の会見では8年前のことをなぞるぐらいの丁寧さが必要だった」と誠実な対応の重要性を説いた。

 そもそも山尾氏を擁立するとなると、ハレーションが起きることは明白だった。にもかかわらず国民民主党の玉木雄一郎代表はなぜオファーしたのか。

 宮崎氏は「玉木さんからすると政策立案能力とか実力主義で山尾さんに声をかけたんだと思う。けど世論はそれ以前の倫理的な所が引っ掛かったということ」と指摘した。

 22日投開票の東京都議選に影響はあるのだろうか。宮崎氏は「関係者に話を聞いたら都議選の影響は限定的みたいです。ただ参院選に関しては別。彼らにとって勝負は国政ですから」と危惧した。

 一時の勢いを失いつつある国民民主党は持ち直すことができるか。