トランプ大統領は元〝環境少女〟でスウェーデンの気候変動活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)を「変わっている」と呼び、「アンガーマネジメント」が必要だと示唆した。イスラエル紙エルサレム・ポストが10日、報じた。

 イスラエルは9日、人道支援物資を届けるため、国際NGO「自由船団連合(FFC)」の船「マドレーン号」でパレスチナ自治区ガザに向かっていたグレタさんと他の活動家らを拿捕した。

 トランプ大統領は9日、ホワイトハウスで記者団から、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談でグレタさんのことが話題に上がったかどうか尋ねられた。

「彼女は奇妙な人(ストレンジ・パーソン)だ。若くて、怒っている。本当に怒っているのかは分からない。信じられない。しかし、何が起こったのかは見た。彼女は確かに変わっている(ディファレント)」

 その後、グレタさんのために「アンガーマネジメント(怒りの管理)」というアイデアを提案した。

 トランプ氏は「彼女はアンガーマネジメント教室に通う必要があると思う。それが彼女への私の第一の勧めだ」と助言した。

 一方、イスラエル当局は、イスラエル国防軍がグレタさんらを拿捕した後、アシュドッド港に到着した際、2023年10月7日のイスラム組織ハマスによる虐殺の映像を上映した。ハマスがガザ近くにいたイスラエルの民間人約1200人を殺害し、約250人を人質として拉致した時のものだ。

 イスラエルのカッツ国防相によると、グレタさんらは攻撃の残虐性を見て、映画を見続けることを拒否したという。

 カッツ氏は「これらの反ユダヤ主義の船団活動家たちは真実に目をつぶり、犠牲者よりも殺人者を優先していることを改めて証明した。彼らは、ハマスがユダヤ人とイスラエル人の女性、高齢者、そして子供たちに対して犯した残虐行為を無視し続けている」と述べた。