カブスの鈴木誠也外野手(30)は7日(日本時間8日)の敵地タイガース戦に「3番・右翼」で出場し、初回に11試合ぶりの本塁打となる先制の15号ソロ、8回には16号ソロを放った。1試合2本塁打は今季3度目。4打数2安打2打点の活躍で6―1の勝利に貢献。55打点でリーグ単独2位に浮上した。
鈴木の快音に刺激されるように〝PCA〟ことピート・クルーアームストロング外野手(23)も7回に17号ソロを放ち、リーグ3位となる54打点に伸ばした。ここまで64試合に出場し、打率は2割7分8厘で、リーグ2位の21盗塁をマーク。MVP争いではドジャース・大谷翔平投手(30)の存在を脅かす超新星として一躍、注目を集めている。
そんな若武者は試合後、よき兄貴分の鈴木について地元メディアに語った。「今日は彼に2本打たなきゃいけないって伝えた。彼がホームランを打つ日には、僕も打たなきゃいけないって言ったんだ。それが本当のモチベーションになるなら、最高だよ」。鈴木への対抗意識がエネルギーとなり、切磋琢磨することによって急成長を遂げているのだ。
常にライバル意識をむき出しにしてくる〝弟分〟に対し、鈴木は「ピートのやることなすこと、全部子供みたいだよ」とニヤリ。「だからピートは弟みたいな感じなんだ」と続けると、これを聞いていたクルーアームストロングは「それは論議の余地がある」と大げさに首を振るなど、〝ブラザー〟らしい絶妙の掛け合いを披露した。
そんなコンビが打線を支えるカブスはナ・リーグ中地区で首位を快走。
2人の打ち合いから今後も目が離せない。












