米スポーツサイトのアスレチックは28日(日本時間29日)に「パイレーツはポール・スキーンズをトレードしたくないが、これら5つの有望株パッケージを検討しなければならない」と題した特集記事を掲載した。

 昨季のナ・リーグ新人王に輝いたポール・スキーンズ投手(22)はこの日、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、6回2/3を投げ4安打無失点、7三振無四球と好投し今季4勝目(5敗)をマーク。防御率は2・15となり、サイ・ヤング賞の最有力候補との呼び声が高い。

 同サイトは「パイレーツがスキーンズの保有権をあと4年以上持ち、今季年俸が74万ドル(約1億800万円)で、27年まで年俸調停の資格が得られない手頃なエース」と紹介。チェリントンGMはスキーンズをトレードする予定はないと公言しているものの、「歴史的にもFA(市場)で多額の資金を費やすつもりはないことが明らか」と指摘。若手有望株を多数獲得できるトレードを、価値が高いとされているうちに実行すべきと進言した。

 トップに挙がったのはカブス。提案パッケージは右腕ホートン、新人三塁手のショーら4人で「スキーンズは地区首位カブスを10月の試合で真の脅威に変貌させるだろう」と断言した。

 2番目はドジャースで、新人捕手のラッシング捕手、2年目の外野手パヘス、右腕ナックら4人のパッケージを提案。「健康であれば10月のポストシーズンはスキーンズ、山本由伸投手(26)、スネル、大谷翔平投手(30)、グラスノーとなる。これはヤバい」と解説した。

 3番目はレッドソックスで、メジャー有望株ランキング全体1位の外野手アンソニー、マイナー右腕ペラレスら4人とのトレードを提案。「アンソニーは即メジャー昇格でナ・リーグ新人王を獲得するチャンスあり。ボストンにとってスキーンズとクロシェットを中心とした先発ローテはゲームチェンジャーになるだろう」と説明した。

 4番目はア・リーグ中地区を独走しているタイガース。若手有望株4人とのパッケージを提案した。「タリク・スクバルとのダブルSKを中心にした先発ローテで10月のア・リーグ優勝候補になるだろう」。5番目はメッツで「間違いなく最高の有望株4人を提供できるだろう」と指摘。スキーンズは「千賀滉大投手(32)とコンビを組み、メジャートップの防御率を誇るローテーションを率いるだろう」とした。果たして大トレードは実現するか。