6日、〝コメ担当大臣〟小泉進次郎農相のX(旧ツイッター)が話題となった。小泉氏は一部報道の記事を引用し、「言ってないし。」と一言つぶやいたのだ。
この記事は「備蓄米は『ビンテージ表示で』小泉農相、生産年の表記『望ましい』」という見出しだった。小泉氏が備蓄米を「ビンテージ表示」にするよう話したかのように読めるが、実際は「ビンテージ表示」という発言はしていなかった。
普段の小泉氏らしからぬ言葉遣いだっただけに、「言ってないし。」はトレンドワードに急上昇。「これは可愛い」「偽物かと思ったら本物だった」「なんか面白い」と好評を博している。
すっかり小泉人気が高まっているが、それだけに注目されているのが小泉氏関連の言葉が「新語・流行語大賞」にノミネートされるかだ。すでにコメ騒動の関連で「備蓄米」は有力な候補となっている。最近でも今年上期の日経MJヒット商品番付でコメのインフレを表す「米(コメ)フレーション」が東の横綱となった。
永田町関係者は「父親の小泉純一郎氏は首相時代にいくつもの流行語を生み出しています。『米百俵』というのもありました」と振り返った。純一郎氏が2001年の所信表明演説で使った米百俵のエピソードは有名。その年の「新語・流行語大賞」は「米百俵」「聖域なき改革」などの小泉語録がまとめて年間大賞になっていた。
過去に例があるのなら、まとめてコメ関連のワードが選ばれるかもしれない。SNSでは「『小泉米』が今年の流行語大賞にノミネートされる未来が見える」「今年の流行語は小泉米に決まりだな」と、一部テレビ番組などで使用された備蓄米を言い換えた「小泉米」を予想する声も多い。
もっとも、備蓄米に政治家の名前が付けられることへの嫌悪感もある。元国会議員は「テロップで『小泉米』ってやってたテレビ局があったけど、あれはテロップ担当が勝手にやったんじゃない。現場の人間も小泉米と思っているし、プロデューサーも小泉米と思っているからテロップになっている。バカバカしい」と吐き捨てた。
そもそも備蓄米が放出されるまでに至ったのは農政の失敗によるもの。その視点から見ると、小泉米呼びは能天気すぎないかというわけだ。
いずれにせよ親に続いての流行語が生まれるのかどうか。












