米メディア「エッセンシャリースポーツ」は5日(日本時間6日)、「野球界のレジェンドが衝撃的な告発で大谷翔平に大きな影を落とす中、MLBの誠実さが問われる」との記事を掲載した。
ドジャースの大谷翔平投手(30)の銀行口座から約1659万ドル(約26億円)を盗み賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪で元通訳・水原一平被告(40)に禁錮4年9月の判決が下った。
司法当局により大谷の関与がなかったことが明らかになっているが、「事件は終結した。しかし、公式判決が出た後も、全員が同じ認識を持っているわけではないようだ。大谷の無実が証明されたにもかかわらず、一部の世論やメディアは依然としてこの論争をあおり立てており、疑念は消えない。その一人が、元ホワイトソックスの遊撃手で引退後、監督も務めたベネズエラ出身のオジー・ギーエン氏(61)だ。彼は『MLBがビジネス上の利益のためにこの問題を隠蔽(いんぺい)した』と激しく非難した」と報じた。
ギーエン氏は米球宴に3度出場。2004年からホワイトソックスで8年間監督を務め、2005年には最優秀監督賞も獲得している。ジャーナリストのフェルナンド・バレステロスが自身のX(旧ツイッター)で、ギーエン氏の発言を引用し、「大谷翔平がギャンブルをし、MLBに保護されていたことは誰もが知っている」と伝えた。
「Dismantle23」とのインタビューでギーエン氏は、「大谷はMLBの世界的な顔であり、MLBの好意も絡んでいるため、容疑を調査するのはリスクが大きすぎる」と指摘した。さらにベネズエラ出身のトゥクピタ・マルカーノ選手の例を挙げて主張を裏付けた。パドレスのマルカーノ選手はパイレーツ時代に自軍の試合に賭けていたとして2024年6月4日、MLBから永久追放処分を受けた。
同メディアは「ギーエン氏をはじめとする一部の人々にとって、これは公平性、そしてすべての選手が本当に同じ基準で扱われているのかどうかという真の疑問を提起する」とした。
もっとも水原被告が野球賭博を行っていないことは当局より発表されており、同メディアも「アメリカの司法制度によって潔白が証明された今、これ以上の誹謗(ひぼう)中傷を受けるべきではない。その間、この日本のエースはフィールド上で、いつものようにファンを楽しませている」と大谷をかばった。
なお2度延期された水原被告の収監期限は今月16日となっている。












