立憲民主党の野田佳彦代表は5日に国会内で開いた同党「次の内閣」閣議の冒頭で、厚労省が発表した「毎月勤労統計調査」速報値について言及した。
同省はこの日、今年4月分は物価高の上昇に賃金の伸びが追いつかず、実質賃金が4か月連続でマイナスとなったことを発表した。
現金給与の総額は、1人当たり平均30万2453円と前年の同月に比べて2・3%増え、40か月連続でプラス。このうち基本給などに当たる所定内給与は、26万9325円と2・2%増え42か月連続のプラスだった。
しかし、物価の変動分を反映した実質賃金は、物価上昇に賃金の伸びが追いつかず、前年の同じ月と比べて1・8%減って4か月連続でマイナスになった。
野田氏は「春闘でご奮闘いただいて賃金も上がる傾向にあるけれども、それ以上に物価の上昇が、その伸びのほうが大きいということです。加えて先月末、総務省の東京23区速報値の消費者物価指数の発表があった。これは3・6(%)ということなんで、依然としてコメも含めて食料品の値上げが深刻だと思います」と指摘した。
その上で、野田氏は先月28日に発表した今夏の参院選に向けた新ポスター「物価高から、あなたを守り抜く」のキャッチコピーを自ら決めたことに触れ「私は間違いなかったなと思っているところです」と出席した党幹部たちに主張した。











